地方銀行で働きたい方へ

企業の成長や個人の資産形成等に携わりたい、地域の発展に貢献したい、地方で生活しながら自分のスキルを仕事に活かしたいなど、地方銀行には様々な方の夢や希望を実現するフィールドがあります。
地方銀行で一緒に、地域とあなたの未来を創りませんか。
先輩行員の声
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すべてはお客さまのために
~千葉銀行 澤田 尚樹さん(2018年入行)~個人から法人まで資金面で支援したかったから地方銀行を選んだ
近年、自助努力で老後資金を確保することの意識が高まっているなか、それを資産運用等の面で支援したいと考え、金融機関を志望しました。先輩行員へのインタビュー等を通じて、個人だけでなく地域の様々な企業を支援することに魅力を感じ、千葉銀行に就職しました。
即戦力として幅広い業務に従事
2018年4月に入行して営業店に配属され、最初の3か月間は、ロビーでのお客さまの案内や、預金・為替業務に従事しました。その後、ジョブローテーションにより、融資業務や資産運用業務を担当しました。
2019年10月に現在の営業店に異動し、約200先のお客さまを担当しています。主な仕事は、新規開拓を含む法人営業や、地主層に対する不動産の有効活用の提案等です。
地方銀行には無限の可能性があり、若いうちから幅広い業務に従事できるため、今後も様々なことに自ら挑戦していきたいと考えています。お客さまのための商品・サービスを提案できる
入行する前は、銀行は保守的で変化に乏しいと思っていました。しかし、新しい商品・サービスが随時提供されるので、とても変化に富んだ職場という印象に変わりました。覚えることはとても多いですが、その分お客さまに対する選択肢が豊富で、ニーズに合った商品を提案できることに魅力を感じています。
スケジュール管理の大切さを痛感
忙しさを理由に、お客さまからご相談のあった事項への対応が遅れ、迷惑をかけてしまったことがありました。そのとき、支店長から「自分の行動でお客さまに迷惑をかければ、もう千葉銀行とお付き合いしたくないと思われてしまう。そこまで考えて仕事をしなさい」と指導を受けました。
それからはスケジュール管理を徹底し、契約までどれくらいかかるか、どのような準備が必要か等をあらかじめお客さまにお伝えするようにしています。そうすることで、お客さまもいつ頃どのような手続きが必要か分かり、安心していただけると実感しました。社長の「ありがとう」が嬉しかった
お客さまから感謝の言葉をいただいた時が、一番やりがいを感じます。
ある会社の社長と日々対話をするなかで、会社のこれからについて本音がこぼれ、「どうしたらよいか」と相談を投げかけられました。本部の担当者も交えて相談に乗り、最終的にM&Aの契約に至った後、その社長から「澤田さんがいてくれて本当に助かった。色々と教えてくれてありがとう」と感謝の言葉をいただきました。真にお客さまのためになる仕事ができて、本当によかったと思いました。専門知識を身につけた話しやすい銀行員を目指して
まずは、お客さまのニーズを拾いあげ、今後の経営を一緒に考えるパートナーとして、話しやすい銀行員になれるよう努力しています。
そのうえで、中小企業の多くが後継者不足に悩まされていますので、事業承継やM&Aの知識を身につけ、本部の専門部署で活躍できるようになりたいです。地方銀行に就職を考える方へ
様々な経験をされ知見の深い会社の社長と直接お話しできるのは、地方銀行ならではの醍醐味であり、多くのものを吸収して成長できる職場です。
また、融資や事業承継等の支援を通じて企業が成長・繫栄すれば、その地域も活性化します。そういう意味で、地方創生にも大きく貢献できると思います。 -
ずっと想い抱いていた故郷への恩返しを実現
~静岡銀行 経営企画部
池田 早紀さん(2020年入行)~学生時代から抱いていた地元への貢献
私は、現在、株式会社メルカリで働いています。前職を含め、約10年ほど人事系のキャリアを歩んでいましたが、2019年に異動し、現在はマーケティング部に所属しています。
ちょうど異動した直後、静岡銀行から「新しい人事制度の導入を検討するにあたり、力を貸してほしい」との依頼がありました。長年培った人事のキャリアを他で活かしたいとも思っていましたし、学生時代から地元静岡に貢献したいという気持ちがあり、静岡銀行であれば、地元のためになる仕事ができると思い、お受けしました。また、行員のみなさんは、銀行を変えたいという気持ちが強く、一緒にチャレンジしたいと思いました。頭取からかけられた言葉に共感
柴田頭取からは、「『地域とともに夢と豊かさを広げます。』という静岡銀行の基本理念の実現に向けて、前例に捉われずに何ができるのかを考えていきたい」との話がありました。そのうえで、「静岡には魅力がたくさんあるが、県内にいるとそれを実感しにくい。都心から近いからこそ、人が県外へ出て行きやすい。県内に企業や人を誘致したり、流入を増やすことができれば、静岡の経済はより活性化する」との話が、地元に貢献したいという私の想いと一致し、モチベーションが上がりました。
また、「違和感を覚えることがあれば、遠慮なくはっきり言ってほしい」とも言われました。私が違和感を覚えたとしても、それが必ずしも正解ではありませんが、外部の目から見たときの違和感から始まる気づきは重要であり、こうした部分も私に期待されているのだと改めて思いました。これまで、改善できると感じたことは何でも伝えています。行員の実行力の高さにも社風の違いにも驚き
静岡銀行で実際に働いてみて、仕事を早く正確に行う行員のみなさんの実行力の高さに驚きました。例えば、「YouTubeをやってみては」とアイデアを出した時に、2週間で実現したことにはとても驚きました。
一方、行内の情報伝達に関してはもっとオープンに全行員を対象としてもよいと思うことが多々あります。業界の違いはありますが、気付いたことは、積極的に発信していきたいと思います。新しい仕事領域にチャレンジ
当初は経営管理部に配属され、採用や新人事制度の導入等を支援しました。最近実施した従業員意識調査において、行員の「挑戦」や「ダイバーシティ」などの意識向上が数値として表れていました。まだ第一歩ですが、銀行に貢献できていると感じ、嬉しかったです。
現在は経営企画部に異動し、新規事業に対するブレストなどを行っています。外からの目線で意見やアイデアを積極的に出す姿勢が評価され、人事以外の仕事を任せてもらえたことは、私にとっても成長機会になっています。常に好奇心を持ち続けてほしい
好きな言葉に「成果の限界は行動の限界、行動の限界は思考の限界、思考の限界は情報の限界」というフレーズがあります。情報の限界を作らないためには、常に旺盛な好奇心を持って自ら情報収集することが必要だと思います。地域のために存在する地方銀行は、地域の実情をきめ細かく把握したうえで、世の中の最新動向をキャッチアップして、課題解決に向けた取り組みを考える必要があります。思考と行動を狭めず、人脈を広く築くことで感度高く情報を収集し、それをビジネスにつなげていける人材が、地方銀行には求められていると思います。
地方銀行の採用に関するQ&A
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Q1地方銀行と、メガバンクや第二地方銀行との違いは何ですか。
地方銀行は、地域を営業基盤とする銀行のうち、当協会に加盟する銀行です。全部で62行あります(2022年3月現在)。
また、いわゆるメガバンクは、主として大都市に営業基盤を置き全国展開する銀行です。海外での事業にも積極的に取り組んでいます。
第二地方銀行は、地域を営業基盤としている点は地方銀行と同様ですが、旧相互銀行から普通銀行に転換した銀行であり、一般社団法人第二地方銀行協会に加盟しています。
地方銀行の一覧はこちらをご覧ください。 -
Q2地方銀行は、全ての都道府県にあるのですか。また、海外にも拠点はあるのですか。
愛知県を除く46都道府県に地方銀行の本店があります。営業基盤の都道府県内エリアに店舗網を展開しており、それ以外の地域(近隣都道府県、首都圏)にも店舗を持つ地方銀行が多いです。
また、地元の取引先の海外展開を支援する観点などから、アジア(上海、香港、シンガポール等)を中心に、欧米(ロンドン、ニューヨーク等)に支店や駐在員事務所等を持つ地方銀行もあります(2021年4月1日現在、37行112拠点)。
各地方銀行の本部所在地はこちらをご覧ください。 -
Q3地方銀行は、どのような業務をしていますか。
銀行の3大業務と言われる「預金」「融資」「為替」の業務のほか、多様化するお客さまのニーズに対応して、シンクタンクや人材紹介、証券会社等のグループ会社も一体となって幅広いサービスを提供しています。
例えば、地元中小企業に対しては、円滑な資金供給に加え、コンサルティング機能を発揮し、創業・新規分野への進出支援、販路開拓等の事業支援、デジタル化による生産性向上、事業承継など、お客さまの直面する様々な経営課題の解決を支援しています。
また、個人のお客さまに対しては、ライフプランやライフステージに応じて、投資信託や保険などの金融商品の提供や、相続・信託・財産管理サービスの提供により、安定的な資産の形成・管理・継承を支援しています。
このほか、地方銀行は全国の6割近い地方自治体の指定金融機関として、公金の収納・支払の事務を取り扱っており、地方行政のメインバンク機能を担っています。 -
Q4地方銀行は、地元地域のためにどのような貢献をしていますか。
地域経済は人口減少や少子高齢化など、社会構造の大きな変化に直面しています。人口減少に歯止めをかけ、豊かな生活を安心して営むことができる地域社会の実現に向け、地方創生に積極的に取り組んでいます。
具体的には、地元企業や地方自治体とも連携して、観光の振興や移住定住の促進など、様々な取り組みを行っています。
また、地元産品などの販路開拓や新商品開発・ブランディングなどを支援するため、地域商社を設立する動きも見られます。
こうした取り組みは、社会課題の解決と経済成長の両立を追求するSDGsの取り組みとも相通じるものです。
地方銀行の地方創生に関する取り組み事例は「地方創生事例集」、「地域商社の取り組み」、「古民家等歴史的資源の活用支援」をご覧ください。 -
Q5地方銀行は、多様な人材が活躍できるようにどのような取り組みをしていますか。
不確実性が高く変化が激しい時代において、持続可能性を確保するためには、多様な人材の知識・経験・能力などを活かすことが重要と考えられます。そのため、地方銀行は、多様な人材が活躍できる環境整備に取り組み、ダイバーシティ&インクルージョンを推進しています。
具体的には、女性行員のキャリアアップ支援、女性の管理職への登用目標の設定、仕事と育児の両立支援、男性の育児参画の促進などに取り組んでいます。業界全体では、行員が結婚や配偶者の転勤など、転居を余儀なくされて退職する場合に、転居先近隣の地方銀行へ転職の紹介を行う「地銀人材バンク」を実施しています。
また、障がい者への安定した雇用機会の提供も進めています。中には、「障害者の雇用の促進等に関する法律」に基づく「特例子会社」を設立し、各種発送業務やノベルティグッズの作成など、働く意思と能力をお持ちの障がい者に、能力を最大限に発揮できる職場環境を整備している銀行もあります。
さらに、中途採用者の管理職への登用目標の設定、シニア人材の活躍の場の積極的な整備、外国人留学生採用の強化などに努めている銀行もあります。
地方銀行における女性の活躍についての詳細は「地銀協レポートVol.2(2021年8月13日公表)」をご覧ください。 -
Q6地方銀行の経営状況はどこをみれば確認できますか。
銀行の事業年度は4月1日から3月31日です。当該事業年度における財政状態や経営成績などの経営状況は、四半期ごとに決算として公表しており、各行Webサイトの決算短信や有価証券報告書(四半期報告書)などで確認することができます。
なお、地方銀行全体の決算の概要等はこちらをご覧ください。
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