先輩行員の声

紀陽銀行 経営企画部兼関連事業室
 里村 葵さん(2019年入行)

地域の未来をつくる仕事

  • 地元和歌山に貢献したい

     私は、自然・食物が豊富で観光資源も多く、人が温かい地元和歌山が大好きです。以前から、生まれ育った和歌山に貢献できる仕事に就きたいという想いがあった私は、金融サービスを通じて地元企業・個人・地域を支援し、地域経済の発展に貢献している地方銀行、中でも地元和歌山に本店があり、幼い頃から見覚えのあるシンボルマークの紀陽銀行で働きたいと思うようになりました。また、従来の銀行像にとらわれない「銀行をこえる銀行へ」というブランドスローガンに共感したのも志望理由の1つです。

  • 新プロジェクトへチャレンジ

     2019年に入行し、営業店で稟議書の作成・来店顧客の対応等の融資業務に従事しました。その後、2021年7月に現在所属している経営企画部(兼 関連事業室)に配属となりました。現在は、企業価値向上に向けた諸施策の企画立案、グループ機能発揮に向けた新事業創出、グループ意識の醸成等が主な担当業務です。
     当行では、2023年4月に多様なアイデアを活かした新たな価値創造・幅広いキャリア形成等を目的に「行内兼業」を開始しました。経営企画部では、当行グループの長期ビジョン達成に向けた「10年後の未来像」検討プロジェクトを行内兼業メンバーと実施しました。私自身も新しいことにチャレンジしたいと思い、本プロジェクトへの参加を希望しました。
     プロジェクトでは、10年後の経営環境予測やリスクと機会の特定を行い、当行グループのあるべき姿や未来に向けた戦略・施策について半年間検討を重ね、経営層へ提案しました。普段異なる職場で働く行員が集まることで、多様な価値観に触れることができました。

  • とにかくやってみる

     どんな小さなアイデアでも、思いついたら周囲に発信することを大事にしています。グループ会社で活躍する社員の密着動画制作も日常会話から生まれました。
     実は、同期との食事会で「グループ会社ってどんなことをしているの」と尋ねられることが度々あり、私自身も現在の部署に配属されるまで、詳細について把握できていませんでした。銀行内でのグループ意識の醸成、将来の新入行員がイメージしやすくするためにはどうしたらよいか…そうだ「動画」だ、とひらめきました。
     そこで、部内ミーティングの際に相談すると、「おもしろそう、やってみよう」と皆が後押ししてくれたことを今でも覚えています。YouTube等の動画はよく観るのですが、制作するのは初めてのことでした。最初は戸惑いましたが、無事完成させることができました。
     配信した動画を視聴した行員から「グループ会社の業務に興味が湧いた」「キャリアプランを考えるきっかけになった」等の声をいただいた時は、制作した甲斐があったなと嬉しく思いました。ただ、これは行内向けの動画のため、一般の皆さんに視聴いただけないことは非常に残念です。

  • ガバナンス向上に向けて

     「ガバナンス」とは、企業経営を行うための管理態勢を意味します。と難しいことを言っていますが、私も目下勉強中です。一例を出すと、銀行法、その他関連法規の改正に対する対応等が挙げられます。法律の理解、弁護士・税理士への相談等、あまり馴染みがない業務で苦戦していますが、新しい知識の習得等、自身の成長に繋がっていると実感しています。


  • 和歌山のインフルエンサーを目指して

     地方の過疎化は深刻な問題であり、和歌山も例外ではありません。私の入行前からの想い「地元和歌山の活性化」を実現するためには、地域一丸となって取り組む必要があります。そのため、多くの人々の行動に影響を与えられる銀行員になりたいです。
    #なんて素敵な和歌山なんでしょう #和歌山最高 #和歌山最強 #和歌山いこら

  • 地方銀行の可能性は無限大

     銀行と言えば「融資業務」のイメージが強いかもしれませんが、昨今の業務範囲規制の緩和により、以前に比べると新しいことへ挑戦しやすい環境にあります。地域の様々なステークホルダーと繋がりのある地方銀行の可能性は無限大です。
     銀行に興味を持っていなかった方も、何か「携わってみたい」と思う分野があるかもしれませんので、ぜひ一緒に働きませんか。


2023年12月27日掲載

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