- トップ
- 地方銀行について
- 地方銀行で働きたい方へ
- 先輩行員の声
先輩行員の声
横浜銀行 川崎支店法人渉外課
佐々木淳士さん（2013年入行）
惹かれたのはエリアの成長性。地方銀行ならではの魅力に没頭していく
-
成長を続けるこのマーケットで働く魅力
横浜銀行が地盤とする神奈川・東京は、経済成長を続ける日本でも有数のマーケットです。私は、大学入学を機に札幌から横浜に転居しましたが、大学４年間でみなとみらい地区は様々な開発が進み、街が大きくなっていく様子を目の当たりにしました。街の成長を実感できる環境で働けることは魅力的ですし、その地域に根ざすお客さまも、さらなる成長が期待できます。
そうした地域には当然人も集まり、銀行が役に立つ機会も無数にあります。神奈川・東京というマーケットなら、個人としても活躍する機会が広がっており、会社とともに自分自身も大きく成長できると確信しました。
-
「お客さまを好きになる」ことから始める
最初に配属された支店では、様々な中小企業のお客さまや地主・富裕層の方を中心に融資や幅広いソリューションを提供する法人、個人渉外のいずれも経験しました。2019年に現支店へ異動した後は、法人渉外を担当しています。
幅広い業務を経験しましたが、共通するのはお客さまに興味を持ち、関係を深めていくことがお客さまにとっても満足度の高い提案につながるということです。後輩にもお客さまに寄り添う姿勢を大切にしてほしいと考えます。
-
一体となってビジネスを支えていく
法人渉外の若手担当者だった頃、風評被害を受け、売り上げの減少等財務の面でも厳しい時期を経験されているお客さまを担当することがありました。他の取引銀行から見れば、新たな融資協力が難しい状況だったと思いますが、取引銀行の１行であるわれわれは長期的な目線で関係性を保ちつつ、身近な相談相手として話を伺い続けました。
その結果、風評被害の原因を把握し、財務面でも改善の兆しを確認することができたことから、他の銀行が協力できなかったところまでわれわれが入り込み、他行でのお取引を横浜銀行に集約させていただくこととなりました。お客さまに寄り添い、一体となってビジネスを支えることで、横浜銀行を選んでいただけたときには、とてもやりがいを感じられました。
-
オーダーメイドで支えるビジネス
現在の勤務先である川崎は、市役所の建て替えをはじめ開発案件も多く、さらなる街の成長を実感できる地域です。他行との競争が激しい中、待ちの姿勢では「はまぎん」を選んでいただけません。お客さまの状況や課題に応じて、付加価値の高いソリューションを積極的に提案していくことで、お客さまのビジネスの持続的な成長を支えています。
このお客さまにはこんなスキームが合うかなと考え、常に勉強しながらお客さまのお話を聞く経験を積み重ねることで、自分なりの様々なソリューションが思い浮かぶようにもなりますし、案件ごとにオーダーメイドで解決策を作り上げていくことが多く、今の仕事を続けていくことで飽きるような場面が来ることはないと考えています。
-
日々の着実な積み重ねで今がある
これまでを振り返ると、早く出世したいという一心で働いてきたつもりはなく、目の前の仕事を大切にしてきた結果、今の責任あるポジションでマネジメントを任されていると認識しています。まだ課長職に就いたばかりですので、今後マネジメントとしてチーム全体やメンバーの動機付けを行い、人を動かせる存在に成長していくことが目先の目標です。
将来的には、営業店での経験を活かしながら、本部で企画や営業店の支援に取り組み、その先にいる大勢のお客さまのビジネスの成長をサポートしていきたいです。
-
変化を恐れず、チャレンジし続ける
変革の渦中にある金融業界ですが、銀行員として長く勤めると「これが常識」という感覚がどうしても染み付いてしまい、新しい発想を生み出しにくくなっていることも課題だと思っています。だからこそ、これから地方銀行を志す皆さんには「今はそんな時代じゃないですよ」というような声や意見を遠慮なく発信してほしいと思います。これまで先人が大切にしてきたものは守りつつも、組織や自分自身の成長のために変化しようという気持ちを強く持っている方が一緒に働いてくれることを願っています。
2023年12月27日掲載
