先輩行員の声

第四北越銀行 ㈱ブリッジにいがた(出向)
 花水 聡美さん(2017年入行)

地域商社に出向して自らの能力とキャリアを形成

  • 地元新潟へ貢献したい

     東京の大学に在学中、新潟の実家に帰省した際に街を行き交う人の少なさに寂しさを感じ、地元を盛り上げるために自分にも何かできることがあるのではないかと感じたのが、Uターン就職を考え始めたきっかけでした。
     就職活動は「地元新潟へ貢献したい」という漠然とした気持ちでスタートしたのですが、様々な業界や企業を研究する中で「地元の企業をサポートすることで地域経済の活性化に貢献したい」という想いが強くなり、それを実現できるのは新潟の地方銀行である第四銀行(現:第四北越銀行)しかないと考え、就職を決めました。

より多角的な視点から地元を支援したくて地域商社への出向に応募

 2017年に入行してまずは営業店に配属となり、来店されたお客さまの口座開設の手続きや、資産運用のご提案を担当しました。その後、融資担当へ係替えとなり、法人の融資審査や外為取引等を経験しました。
 2021年4月に、社内公募制度を利用して第四北越フィナンシャルグループが中心となって設立した地域商社「ブリッジにいがた」へ出向しました。地域商社では銀行とは違う視点で、より多角的にお客さまを支援することが可能だと考え、チャレンジしてみたいと思い志望しました。
 「ブリッジにいがた」は、「販路開拓」「観光振興」「生産性向上」の3つの事業を通じて新潟の地域活性化に貢献することを使命としており、私は主に生産性向上事業を担当しています。新潟県内の企業や自治体へ訪問し、現場担当者の抱える課題を洗い出し、業務効率化に向けた改善策を提案しています。

  • お客さまの役に立てることが嬉しい

     生産性向上事業では、まず各企業や自治体の業務の流れを理解することが大切です。業務の進め方は会社ごとに大きく異なっており、同じ会社内でも専門性を持った人材が複数名で担当していることも多いです。そのため、1回の面談で業務の流れを全て理解することは難しく、何度も訪問して担当者とのディスカッションを続け、一つひとつの業務プロセスが何故必要なのかを突き詰めていくことが必要です。その後、業務効率化策を提案し、必要があればデジタルツール導入のサポートを行っています。
     正解が1つではないため、提案内容に悩むことも多いですが、「提案してもらった内容を実行したことで、業務が楽になった」「空いた時間を営業活動等別の業務に充てることができるようになった」等のお声を頂戴したときは、悩んだ甲斐があったと嬉しく感じます。

  • 継続的な顧客接点の構築の重要性を痛感

     デジタルツールを導入支援した後、多忙を理由に訪問することが少なくなってしまったお客さまがありました。久しぶりに訪問した際に、「提案された内容は効率化が進んでいるが、それ以上の効率化やデジタルツールの活用ができていない」とのお声をいただきました。業務効率化は一度で終了するものではなく、お客さまと一緒になって継続的に取り組んでいくことが必要不可欠であると実感しました。それからは、導入後にお客さま自身でデジタルツールを活用できるよう、お客さまと一緒にスケジュール作りを行うことを心がけています。

  • 環境変化に果敢に挑戦できる銀行員を目指して

     今後ますます銀行員にもデジタル技術をはじめとする、さまざまな最新の動向を踏まえた総合的な経営アドバイスができるコンサルティング能力が求められる時代になってきます。それを「ブリッジにいがた」でいち早く学び、経験することで、第四北越銀行の経営理念にあるように、お客さまに信頼され、地元新潟の発展に貢献し、目まぐるしく変化する状況へ果敢に挑戦できる銀行員を体現できるようになりたいです。

  • 銀行で新しいビジネスにチャレンジしよう

     銀行業務は私が学生時代に持っていたイメージ以上に幅広く、新しい仕事をたくさん経験することができます。また、私の働いている第四北越銀行と同じく、地域商社を設立するなど事業領域を拡大する地方銀行も多くあり、新しいビジネスにチャレンジする環境が整っていると思います。




2023年1月23日掲載

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