2021年度(令和3年度)中間

地方銀行2021年度中間決算の概要(2021年12月15日公表)

  ※「公表資料(全文)」(PDFファイル)の一部に誤りがあったため、訂正後の資料に差し換えいたしました(2022年6月3日)

【要旨】
※計数は、特にことわりがない限り
地方銀行62行の単体ベース。
( )、[ ]内は、前年同期比。前年および当年の計数は、2021年5月の三重銀行、第三銀行の合併に係る補正を行っていない。

1.損益

コア業務純益

役務取引等利益の増加等により、コア業務純益は前年同期比+20.0%(+1,039億円)の6,228億円。

業務純益

国債等債券関係損益が損超に転じたものの、コア業務純益の増加等により、業務純益は同+9.4%(+507億円)の5,873億円。

経常利益

業務純益の増加、不良債権処理額の減少等により、経常利益は同+28.9%(+1,427億円)の6,360億円。

中間純利益

中間純利益は同+29.2%(+1,029億円)の4,554億円。

2.資産・負債

  • 貸出金(平残):231兆9,223億円(+7兆1,568億円[+3.2%])
  • 有価証券(平残):70兆1,828億円(+4兆7,777億円[+7.3%])
  • 預金(平残):309兆9,523億円(+20兆9,876億円[+7.3%])

3.自己資本比率(単体)

  • 国際統一基準行(10行):14.22%(+0.33%ポイント)
  • 国内基準行(52行):9.71%(+0.08%ポイント)

4.不良債権額

  • 金融再生法開示債権額:4兆2,885億円(+3,100億円[+7.8%])

各行別データ(「決算短信」等より)

主要項目 (1)
資産の部合計、貸出金、有価証券、負債の部合計、預金 、純資産の部合計、資本金
主要項目 (2)
業務純益、経常利益、中間純利益、経費、自己資本比率 、連結経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益
貸出金関係 (1) 
(リスク管理債権)
破綻先債権、 延滞債権、3か月以上延滞債権、貸出条件緩和債権
貸出金関係 (2) 
(金融再生法開示債権)
破産更生債権、危険債権、要管理債権
貸出金関係 (3)
一般・個別貸倒引当金、消費者ローン等残高、住宅ローン残高、中小企業等貸出金比率

(注)単位未満の場合は「0」。

時系列データ

地方銀行全体の損益(業務純益、経常利益、信用コスト等)の推移(2009年度以降)を掲載しています。