2014年度(平成26年度) 中間期

地方銀行平成26年度中間決算の概要(平成26年12月17日公表)

【要旨】
※計数は、特にことわりがない限り
地方銀行64行の単体ベース。
( )、[ ]内は、前年同期比。

コア業務純益

役務取引等利益が増加したものの、貸出金利回りの低下が続き資金利益が減少したことから、コア業務純益は5,825億円に減少(▲223億円[▲3.7%])。

業務純益

国債等債券関係損益の益超幅の拡大に加え、一般貸倒引当金が戻入超に転じたことにより、業務純益は6,424億円(+50億円[+0.8%])。

経常利益

不良債権処理額が減少したものの、株式等関係損益の益超幅が縮小したことから、経常利益は6,871億円と前年並み(+26億円[+0.4%])。

中間純利益

4,531億円と前年とほぼ同水準(+9億円[+0.2%])。

自己資本比率(国際統一基準行は連結、国内基準行は単体)

  • 国際統一基準行(9行):14.97%(▲0.23%ポイント)
  • 国内基準行(55行):11.13%

【平成26年度通期業績予想】

  • 経常利益は、1兆1,556億円(▲875億円[▲7.0%])。
  • 当期純利益は、7,472億円(▲336億円[▲4.3%])。

各行別データ(「決算短信」等より)

主要項目(1)
資産の部合計、貸出金、有価証券、負債の部合計、預金、純資産の部合計、資本金
主要項目(2)
単体:業務純益、経常利益、中間純利益、経費、自己資本比率、連結:経常利益、中間純利益
貸出金関係 (1) (リスク管理債権)
破綻先債権、 延滞債権、3か月以上延滞債権、貸出条件緩和債権
貸出金関係 (2) (金融再生法開示債権)
破産更生債権、危険債権、要管理債権
貸出金関係 (3)
一般・個別貸倒引当金、消費者ローン等残高、中小企業等貸出金比率

(注)単位未満の場合は「0」。 未公表の場合は空欄。 該当金額がない場合は「-」。