CRITS®実績デフォルト率データの公表を開始

2021年05月19日

一般社団法人全国地方銀行協会(会長 大矢恭好 横浜銀行頭取)は、「信用リスク情報統合サービス(CRITS®)」のデータベースに蓄積された実績デフォルト率データの公表を開始します。
「信用リスク情報統合サービス(CRITS®)」は、当協会の会員である地方銀行(現在62行)の信用リスク管理高度化を支援するため、2004年より当協会が運営しているサービスであり、①財務・信用情報データベース、②財務スコアリングモデル、③信用VaRモデルの3機能から成っています。このうち、「財務・信用情報データベース」は、リーマンショック、東日本大震災、コロナショックなど、国内外の特徴的な経済・社会イベントをカバーするとともに、足許では、常時、約100万先の法人債務者データを蓄積する「ビッグデータ」へと成長を遂げています。
今回の実績デフォルト率データの公表は、このようなCRITS®データベースの有する地域経済に関する知見の一端を広く一般に還元し、CRITS®の新たな活用可能性を切り開くべく実施するものです。今後、四半期ごとにデータの更新を行っていきます。

本件に関するお問い合わせ先

企画調査部(塩野谷、小林(寛)) TEL 03(3252)5176