地方銀行の決算の状況

平成21年度 中間期

■地方銀行平成21年度中間決算の概要(平成21年12月16日公表)

【要  旨】

業務純益は、資金利益、役務取引等利益が減少したものの、国債等債券関係損益が前年同期の大幅な損超(▲1,435億円)から益超に転じた(262億円[前年同期比+1,697億円])ことから、6,479億円に増加(同+1,199億円[+22.7%])。
業務純益から一般貸倒引当金繰入額を除いた実質業務純益は、6,989億円
(同+1,174億円[+20.2%])。


経常利益は、このような業務純益の動きに加え、臨時損益の赤字幅(▲2,626億円が縮小(前年同期比+698億円)したことも加わって、3,848億円に増加(同+1,901億円[+97.7%])。
臨時損益の改善は、不良債権処理額の減少(2,235億円[同▲1,060億円])が主因。



この結果、中間純利益は、2,856億円に増加 (同+1,412億円[+97.8%])


個別行の状況では、64行全行が経常利益、中間純利益とも黒字となった。
全行が経常利益・中間純利益とも黒字となるのは、平成8年度中間期以来13年ぶり。



リスク管理債権額は、5兆381億円(前年度末比▲240億円[▲0.47%])。
不良債権比率は、3.28%(同+0.02%ポイント)。



自己資本比率(国際統一基準行は連結、国内基準行は単体)
国際統一基準行(8行):12.80%(前年度末比+0.94%ポイント)。
国内基準行(56行):11.12%(同+0.46%ポイント)。



【通期業績予想】・・・各行の決算短信の集計値
○経常利益は、7,448億円(前年度比+8,789億円)に増加の予想。
○当期純利益も、4,948億円(同+5,647億円)に増加の予想。



※本資料の計数は、特にことわりがない限り、地方銀行各行の「単体ベース」の集計値。

公表資料(PDF:全文)はこちら⇒

■各行別データ(「決算短信」等より)


主要項目(1)
預金、貸出金、有価証券、資本金、総資産等

主要項目(2)
損益、自己資本比率

貸出金関係 (1) (リスク管理債権)
破綻先債権、 延滞債権、3か月以上延滞債権、貸出条件緩和債権

貸出金関係 (2) (金融再生法開示債権)
破産更生債権、危険債権、要管理債権

貸出金関係 (3)
貸出金、貸倒引当金、消費者ローン等、中小企業等貸出金比率

(注1)単位未満の場合は「0」。 未公表の場合は空欄。 該当金額がない場合は「-」。
(注2)銀行により決算短信(決算説明資料を含む)における公表計数の単位が異なるため、一部の計数については、当協会にて確認・調整して掲載している。