地方銀行の決算の状況

2008年度(平成20年度) 年度

■地方銀行平成20年度決算の概要(平成21年6月17日公表)

【要  旨】

1.単体ベース
○業務純益は、減損処理による国債等債券関係損益の悪化、投信販売の低迷による役務取引等利益の減少などから、9,956億円に減少(前年度比▲3,319億円[▲25.0%])。
業務純益から一般貸倒引当金繰入額を除いた実質業務純益は、1兆289億円(同▲3,251億円[▲24.0%])。


○この結果、経常利益は、株式の減損処理を中心とした株式等関係損益の減少および不良債権処理額の増加を受けた臨時損益の大幅悪化も加わって、▲1,340億円(同▲1兆278億円)の赤字となった。


○当期純利益も、▲698億円(同▲5,805億円)の赤字となった。(注1)
(注1)当期純利益は、預金金保険機構から足利銀行への金銭贈与額(足利銀行の特別利益:2,566億円)を除いたベースで算出。


○経常利益、当期純利益とも地銀64行合計で赤字となったのは、平成15年度以来5年ぶり。赤字の銀行数は、経常利益で31行、当期純利益で29行。


○リスク管理債権額は、5兆621億円(前年度末比▲4,352億円[▲7.9%])。不良債権比率は、3.26%(同▲0.44%ポイント)。


○自己資本比率(国際統一基準行は連結、国内基準行は単体)
国際統一基準行(8行):11.86%(前年度末比▲0.62%ポイント)。
国内基準行(56行):10.66%(同+0.45%ポイント)。



2.連結ベース
○経常利益は、▲830億円(前年度比▲1兆364億円)、当期純利益は、▲570億円(同▲5,736億円)。(注1に同じ)

 

公表資料(PDF:全文)はこちら⇒

■各行別データ(「決算短信」等より)


主要項目(1)
預金、貸出金、有価証券、資本金、総資産等

主要項目(2)
損益、自己資本比率

貸出金関係 (1) (リスク管理債権)
破綻先債権、 延滞債権、3か月以上延滞債権、貸出条件緩和債権

貸出金関係 (2) (金融再生法開示債権)
破産更生債権、危険債権、要管理債権

貸出金関係 (3)
貸出金、貸倒引当金、消費者ローン等、中小企業等貸出金比率

(注1)単位未満の場合は「0」。 未公表の場合は空欄。 該当金額がない場合は「-」。
(注2)銀行により決算短信(決算説明資料を含む)における公表計数の単位が異なるため、一部の計数については、当協会にて確認・調整して掲載している。